新卒社会人
- 新卒ってどれくらい貯金しているの?
- 新卒はどれくらい貯金するべき?
- ただ貯金し続ければいいの?
- お金の管理って難しい…
新卒の皆さん、毎月どれくらい貯金していますか?
万が一の備えとして、また将来やりたいことができたときのために、今からでも貯金をはじめましょう!
この記事を読むと以下が身につきます
- 新卒の初任給や年収を知れる
- 新卒の平均貯金額が分かる
- 新卒が最低どれくらい貯金するべきか
- 貯金だけではなく経験することの大切さ
- お金の管理について
目次
新卒の貯金額は平均いくら?
「新卒で全く貯金できていないけど皆同じだろう」「新卒である程度貯金はあるけど皆より少ないかも?」など、新卒で周りの貯金額が気になっている人はいませんか?
ここでは新卒の平均貯金額について見ていきましょう。
そもそも初任給や年収ってどれくらい?
Hikaru
これを踏まえて単純に計算すると新卒の年収は252万2,400円となり、ボーナスのことを考えると新卒の年収は約250~300万円であると予測できます。
新卒の平均貯金額は58万円
Hikaru
2021年の新卒の平均貯金額は58万円で、2020年の45万円と比べて13万円増えた結果となりました。
新卒で貯金はなぜ必要?ないとどうなるの?
新卒で初任給をもらったら、テンションが上がって全部使いたくなる気持ちも分かります。また、まだ若いのにそんなに貯金する必要もないだろうと考えるかもしれませんね。
しかし新卒は最低でも100万円の貯金を目指すべきです!
なぜ新卒で最低100万円の貯金を目指すべきなのか、その理由には大きく以下の2つがあります。
- 病気・ケガ・事故など万が一の備え
- 次の人生で何かやりたいと思った時の資金
病気・ケガ・事故などで働けなくなった、または転職や失業で収入が減ってしまう場合に、貯金は生活費として役立ちます。
また次の人生で何かしたいと思った時の投資資金としても使えるので、最低100万円の貯金があると安心できます。
新卒が最低100万円の貯金を目指すための4ステップ
新卒が最低100万円の貯金を目指すための5ステップは以下の通りです。
- 100万円貯金するためのイメージを掴む
- 自分の生活レベルと生活に最低限必要なお金を把握する
- 給料が入ったら貯金分を口座にすぐ移そう
- 会社の給料天引き貯金を活用しよう
- 銀行の自動積立を活用しよう
ここでは新卒が最低100万円貯金するための3ステップを解説していきます。
1.100万円貯金するためのイメージを掴もう
Hikaru
例えば10万円の貯金を7か月続けると70万円、それにボーナスを加えて貯まる金額を考えてみます。
産労総合研究所の「新入社員の夏季賞与(2020年度 決定初任給付帯調査)」によると、大学卒のボーナスは以下のようになっています。
- 夏季:平均96,735円
- 冬季:給与の2ヶ月分
つまり10万円の貯金を7か月続けて、夏季・冬季ボーナスを全て合計すると約1,120,400円貯まります。
これで意外に簡単に100万円は達成!
新卒が1年間で100万円の貯金を目指すためには、1か月の給与から10万円を7か月間貯金し、冬のボーナスを全額貯金すればOKです。
新卒社会人
なんだか100万円貯金できそうな気がしてきたな…!
2.自分の生活レベルと生活に最低限必要なお金を把握する
Hikaru
生活する上で必要となるお金には以下のようなものがあります。
- 家賃
- 食費
- 水道光熱費
- 通信費
- 交際費
- 娯楽費(趣味や美容代など)
- 交通費
- 医療費
家計簿をつけるなどして、自分が月にどれくらいの収入と支出があるかを把握し、最低限必要な生活費を考えてください。
新卒社会人
家計簿つけてみると無駄遣いがかなり多いことが発覚…!
無駄遣いがあると分かったらさまざまな節約術を試してできるだけ無駄遣いを減らし、お金をかけなくても満足できる生活スタイルを確立することが重要となってきます。
3.給料が入ったら貯金分を口座にすぐ移そう
Hikaru
給料が入ったら貯金する分のお金を、すぐに貯金用の口座に移してください。貯金用の口座に入れたお金は生活費には使わないようにしましょう。
貯金用の口座として利率の良い預金口座を選ぶと、利息で貯金を増やすこともできます。
4.会社の給料天引き貯金を活用しよう
Hikaru
会社の給料天引き制度には以下のようなものがあります。
- 毎月の給料の一部を天引きして貯蓄する「社内預金制度」
- 毎月の給料の一部を天引きして会社が提携する提携金融機関に積立てる「財形貯蓄」
- 毎月の給料の一部を天引きして自社株を共同購入する「従業員持ち株制度」
会社によって対応している制度が異なるので、確認してみましょう。
5.銀行の自動積立を活用しよう
Hikaru
銀行の自動積立には以下のようなものがあります。
- 定期預金口座に指定額が指定日に自動で積立される「積立預金」
- 円普通預金口座から外貨普通預金口座へ毎月自動で引き落とされる「入金外貨自動積立サービス」
- 毎月指定した日に株や債券などを積立する「投信自動積立」
リスクを負わず確実に貯金したい人には「積立預金」がおすすめ!
貯めるだけではなくリスクはあってもお金を増やしたい人には「入金外貨自動積立サービス」または「投信自動積立」がおすすめです。
大切なのは貯金額だけじゃない!経験に昇華するのも大事
新卒は最低100万円貯金するべきだ!といいましたが、大切なのは貯金額だけではありません。
何が言いたいかというと、貯金があるだけいいのではなく貯金を経験に昇華するのも大事だということです。
副業のための資金にするなどがベター
Hikaru
具体的には貯金を副業のための資金にするといいですよ。
例えば投資を副業とするのであれば貯金を投資資金に回し、在宅ライターを副業とするのであればパソコンの購入費などに貯金を使うということです。
「貯金を副業の資金にすると貯金が減ってしまう」と考えるかもしれませんが、貯金を副業の資金とすることで結果的に収入が発生し、さらに貯金額が増えることに繋がる可能性は十分あります。
貯金できないは社会人として論外!お金の管理も大事
社会人として貯金することは当たり前だと考えていいでしょう。貯金するためにはお金の管理が大切になってきます。
支出の管理が苦手な人には、クレジットカードの活用をおすすめします。支出をできるだけ現金払いではなくクレジットカード払いにすると、毎月発行される利用明細でお金の管理が簡単にできます。
クレジットカードは使いすぎるから心配という人もいるでしょう。その場合はクレジットカードの利用限度額を毎月使える予算の3倍ほどに設定するといいですよ。
クレジットカード払いできない支出に関しては銀行口座から直接引き落とされる口座引き落としやデビットカードが便利。
支出を現金で支払った場合は、都度スマホの家計簿アプリなどに入力してください。
まとめ
新卒で全く貯金ができない・お金の管理ができていない人、今日からお金について考え直していきましょう。
何から始めればいいか分からないのであればまずは家計簿をつけて、自分が1か月にどれくらいのお金を使っているか把握することからはじめてください。