新卒社会人
- 新卒でうつになった…これってただの甘え?
- うつって理由で有給や失業保険ってもらえるの?
- うつを会社に伝えるべき?
- 会社に上手に打ち明ける方法が知りたい!
新卒でうつになると対処法が分からないし、お金の不安も浮かんでなかなか行動できないですよね。
結論としては、新卒でうつになったらできるだけ周りに伝えて、最終的に退職・転職も検討しましょう!
「仕事を変えても自分は変われない…」なんて悲観せずに、お金・環境・人間関係で、人は余裕で変われることを知ってほしいです。
20代で1,000万円の資産を形成することが出来た私が、新卒うつの悩みをしっかり解決できるよう記事を作成しました。
この記事を読むと以下が身につきます
- 新卒がうつになる原因や症状を知れる
- 新卒がうつになった時に使える手当や休暇について
- 新卒がうつを会社に打ち明けるメリット・デメリット
- 会社にうつを打ち明ける方法
目次
【新卒うつは甘えじゃない】原因や症状を詳しく解説
新卒でうつになっても、それは甘えからくるものではありません!
そもそもうつは100人に約6人がかかる病気で、誰でも・どんな性格の人でもなる可能性がある気分障害の一種です。
新卒はさまざまなプレッシャー・ストレスの中で働かなければならないので、うつになりやすい条件が揃っているんですよ。
まずは新卒がうつになる原因や症状についてみていきましょう。
新卒がうつになる原因は?
Hikaru
- これまでの生活とのギャップを感じる
- 職場環境や人間関係に馴染めない
- 上司からのストレスがある
- 仕事が忙しく十分に休息を取れない
- 自分がやりたいことができないなど不満がある
このように新卒は環境の変化などからストレスを感じることが多く、うつになりやすい状況下にあるのです。
うつの症状について
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- 身体がだるい
- 常に不安や焦りがある
- 疲労感・倦怠感が取れない
- 睡眠障害がある
- 食欲がない
- 自分を責めてしまう
- 物事に興味が無くなる
- 話の内容が頭に入らない
上記の症状に当てはまらなかったからといって「自分はうつじゃない」と決めつけないようにしましょう。
自分のうつの度合いをチェックしてみよう!
Hikaru
重症になると「死にたい」気持ちになるケースもあるので、うつの予兆を見逃さないことが大切です。
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お金の不安を解消すればうつ治療に専念できる
う新卒がつになってうつ治療に専念しようと思うと、仕事を休んだり、退職が必要になるケースがあります。
うつの治療に必要だとは分かっていても、仕事を休むと給料が減りますし、退職すると収入源がなくなってしまい、金銭的にうつの治療に専念できなくなります。
しかし休職や退職した場合のお金の心配を解消してくれる制度はいくつかあります。
新卒でうつになったら、給付対象となる制度を上手に活用してお金の不安を解消し、うつの治療に専念しましょう!
新卒でうつになったら使いたいお金の制度3つ
新卒でうつになったら、以下の3つの制度を使ってお金の不安を解消できます!
- 有給
- 傷病手当金
- 失業保険
上記の制度を上手に活用すればお金の不安はわりと解消され、うつの治療に専念できそうですね。
それぞれの制度について詳しくみていきましょう。
有給はうつでももらえる!申請理由は「私用」でOK
Hikaru
新卒でうつになった人が有給を取得するためには、以下の2つの条件を満たす必要があります。
- 雇い入れの日から6か月経過していること
- その期間の全労働日の8割以上出勤したこと
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有給の取得は労働基準法で定められていて、従業員に有休を与えることは会社の義務です。
そのためうつが理由であっても有給は取得可能です。
しかし有給を取得する理由で「うつだから」という必要はなく「私用のため」で申請すればOKです。
傷病手当金
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新卒でうつになった人が傷病手当金を受け取るためには、以下の4つの条件を満たさなければなりません。
- うつになった原因が「仕事以外」にあること
- うつで仕事が続けられないこと
- うつ療養で連続して休んだ3日間を含んで4日以上仕事を休んでいること
- 休んだ機関の給料が支払われていないこと
傷病手当金で受け取れる1日当たりの金額は、傷病手当金の支給開始日以前の12ヶ月間の各標準報酬月額を平均した額を30日で割った金額の2/3です。
傷病手当について詳しくは全国健康保険協会(協会けんぽ)の公式サイトをご覧ください。
失業保険
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新卒でうつになった人が失業保険を受け取るためには、以下の3つの条件を満たす必要があります。
- 退職して失業状態であること
- 退職する前の2年間に12か月以上雇用保険に加入していた
- 再度働く意欲・能力があり求職活動を行っていること
新卒がうつで会社を辞めて、うつの症状が酷く働けない状態の場合は失業保険はもらえないので注意が必要です。
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退職する前の2年間に12か月以上雇用保険に加入していたことが条件のひとつなら、働いていた期間が短い新卒は失業保険が受け取れないってこと…?
仕事が原因でうつになって「特定理由離職者」と判断されると、失業保険を受け取れる条件が「退職する前の1年間に6ヶ月以上雇用保険へ加入していること」に緩和されます。
受け取れる失業保険の金額はその人それぞれ異なります。
詳しくはハローワークのホームページをご覧ください。
新卒がうつを会社に打ち明けるメリット・デメリット
うつは誰でもなりうる病気で恥ずかしいことではないので、できれば会社に打ち明けた方がいいと個人的には思っています。
でもいざ自分がうつであることを打ち明けようと思うと、勇気がいりますよね。
新卒がうつを会社に打ち明けるメリット・デメリットについて見ていきましょう。
【メリット】仕事の調整や有給取得などの相談がしやすくなる
Hikaru
従業員の心の不調に理解がある上司・職場であれば、うつを打ち明けることで、仕事の調整や有給取得など、さまざまな相談がしやすくなります。
【デメリット】理解のない上司だと会社に居づらくなることも
Hikaru
理解のない上司や会社にうつであることを打ち明けて会社に居づらくなったら、退職・転職を検討する必要があるでしょう。
新卒が会社にうつを打ち明ける方法
Hikaru
会社にうつを打ち明ける場合、いきなりうつであることを強調して話し始めるのではなく「今後のアドバイスをもらいたい」というようなニュアンスで声をかけてください。
例えば以下のように伝えるといいですよ。
苦手な上司や理解のなさそうな上司にいきなり話さなくても、仲のいい同僚や信頼できる上司に話すことからはじめるのもおすすめです。
新卒うつはしっかり治してから転職を検討してみよう!
新卒でうつになったら、うつをしっかりと治してから転職を検討してみましょう!
転職したいけど職場がうつを理解してくれず、退職するのも難しい状況であれば「退職代行サービス」を使うのも方法のひとつです。
また、転職の心強い味方である転職エージェントは無料相談にのってくれます。
そのため、とりあえず「今はうつだけど治ったら転職したい」という相談をするだけでもOK!
おすすめの転職エージェントは以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。