この記事では、以下についてお勉強出来ます。
- 株探の基本的な使い方
- 株探の基本的な着眼点
基礎固めとして活用してみて下さい(^^♪

成長株の危険性をファンダメンタルズ分析で回避しながら楽しく投資してます。
結果、直近戦績:5倍(1回)3倍(2回)2倍(5回)って感じです。
日本株は新興銘柄の成長株にのみ旨味有りです!
資金が無いのに資産株をやってたらおじいちゃんになっちゃいます。
【株探の使い方を解説】大株主
大株主の情報も株探でチェックできます!
誰が株を持っているのかわかるだけでしょ?と思われるかもしれませんが、実はそうではありません!色々と考えるべきことがあります。
但し、無料公開だと19年9月分(直近)が見れるだけですので、取れる情報は限られます。
そんな限られた中ではありますが、大事な学びもありますので記事にさせて頂きました。
【株探の注目ポイント】大株主で見るべきポイント2選
- A:株主と所有比率
- B:自社株
A:株主と所有比率
株主の名前とその株主が全体の発行済み株式数に対してどれくらいの株式を保有しているのかを示しています。
ここで最も大事なのは「大株主が創業社長なのか?」です。
結論:大株主が創業社長であることを確認して下さい!
このエクストリームという会社だと佐藤昌平さんが一番の大株主ですね。
で、実際に会社ホームページを見て見ると、創業社長であることが分かりますね。
なんで創業社長が大株主だといいのか?
「会社の見方が株主と同じ」になるからです。もっと言うと、「社長も株価が上がることに期待している状況」だということです。
社長も人間ですから、自分の株が高い価格で売れたら嬉しいですよね。ここの目線が合っているというのは我々株主にとっては好都合です!
創業社長に対して、サラリーマン社長という人も当然います。東証1部に上場するとサラリーマン社長の割合がかなり増えますね。
サラリーマン社長は会社の拡大だったり、社員のためだったり、己の給料のためだったり、株価とは違うところに主眼があります。
故に、創業社長が大株主だというのは非常に大切なんですね!
拒否権
拒否権は株の所有率よって権利が発生します!
議会を進めるのには株主の2/3の賛成が必要ですので、株の保有比率が33%あると拒否権を所有していることになります。
1人で議会を拒否することが出来るということですね!

保有比率が33%無くても
但し、創業社長の保有比率が33%なくても事実上「拒否権を所有している状況」というものがあります。
それはどんな時かというと、創業社長のご家族が株式を保有しているという状況です。
エクストリームの場合、佐藤さんというかなり人数の多い苗字なので微妙ですが、とは言えご家族なんだと思います。こういう方々と合算して33%あれば実質的に拒否権を持っていることになります。
機関投資家
企業の規模が大きくなると、この大株主の欄には投資信託の名前になっていたり、保険会社の名前が載っていることがあります。もちろん企業も株を買えますから、資産運用先として選ばれれば当然名前が載ってくることもある訳です。
一括りに機関投資家って呼ばれたりします!

機関投資家は大株主の欄にのるくらいですから大量に購入する習性があります。
機関投資家が入る=株価上昇という訳です。そう考えると、機関投資家がまだ入って来ていない銘柄というのは機関投資家が入ってきた時の上昇余力に乗れるということになります(^^♪
B:自社株
株式会社は自社のお金を使って自社の株を買うという事が出来ます。これを自社株買い!って言います(そのまんま笑)
自社株買いは立派なIR戦略の1つで、株価の変動起因になります。株主目線で言うと、会社が株を買い上げてくれるので先に仕込んでおけばいずれあがるだろう!ってことで買いを誘うんですね(*^^)v
これを掘り下げるとかなりボリューミーな記事が書けてしまうレベルになるので深くは触れませんが、自社株買い=株価が上がる可能性が高い!というのは覚えておくといいと思います!
この大株主欄を見ると、自社株買いを既に実施済みなのかどうかが分かります。このエクストリームの場合600株しか買っていないので、これは実質自社株買いはやっていないということになります。
今後やるつもりなのかは知る由もないですが、自分としては既に自社株買いを実施済みの企業よりはこれから自社株買いをやるんだ!っていう方が好きです!
最後に
いかがでしたでしょうか?
大株主が創業社長だと我々投資家にもメリットがある!というのは大きな学びだったのではないでしょうか(^^♪
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